ランサーズに登録+プロフィールを充実させよう 1
ネット声優のにゃんすけです。
会社員をしながらネットで声優っぽいことをして副収入を得ています。
このブログは、ネット声優として副業するにあたって必要な機材、
必要な技術や知識、ぶっちゃけどれくらい稼げるのか、などをお伝えしています。
ここ5年程の収入事情は以下の過去記事をご参照ください。
前回までは、ざっくりと必要な機材を見てきました。
PC+コンデンサーマイクマイク、様々な形式に対応できる音楽編集ソフト、
そして極力オーディオインターフェースを導入しましょう、といったところでした。
とりあえずこれらが揃って、音声編集ソフトの操作がわかれば
自分の声を録音することは可能になりますので
あとはクラウドワーキングサイトでユーザー登録して仕事を探す必要があります。
今回はサイトの登録、プロフィールの充実のさせ方などを見ていきます。
クラウドワーキングサイト「ランサーズ」に登録しよう
今回は「ランサーズ」に登録しましょう。
具体的な話に進む前に、不明瞭なまま進んで欲しくない言葉を押さえておきます。
「ランサーズ」上では、仕事をしたい我々働き手を「ランサー」と呼びます。
他のサイトでは「ワーカー」とか呼ぶと思います。
そして、仕事を持っていて、誰かに依頼したいな〜という立場の方を
「クライアント」と呼びます。
これは他のサイトでも実社会でも同じかと思います。
んなこたー知ってるよ!!!!!という方も多いと思いますが、念のため。
では、実際にサイトの登録に進みましょう!
「新規登録」ボタンを押すと、メールアドレス入力画面になります。
これからランサーズのログインに使うメールアドレスを入力します。
メールアドレスに確認メールが届きますので、
メール文中の「メールアドレス認証を完了する」を押下。
基本的には、他のサイトと変わらない流れですし、
しっかり説明がついているので特に戸惑うことなく登録完了できると思います。
ユーザー名やパスワードを決めて、
「主な利用方法」は「フリーランス・副業・在宅で働きたい」
と選んで次へ進みます。
とりあえずここまで進めば、メールアドレスでユーザー登録が完了しました。
あとは、画面に従ってプロフィールを充実させるなりに進むのですが
このあたりは時期や状況によって出てくる表示が変わるかもしれませんね。
あまり変わらないであろうところから足並みをそろえて進めていこうと思います。
左上に「Lancers」のロゴがあればそのロゴをクリックすることでトップに戻ります。
こんなヘッダーメニューがあると思います。
プロフィールを充実させた後は「仕事を探す」をよく使いますが、
今の段階では
「どんな技術を持っていて、どんな環境で、どんなことができる人なのか」
が全く分からないので、プロフィールを充実させることが最優先です。
右の人のシルエットのボタンをクリックすると良く使うメニューが出てきます。
「プロフィール編集」を選びましょう。
こんなメニューが出ました。
いくつかあるタブから「プロフィール」を見ていきます。
■プロフィール写真
ご自身の印象を決める写真です。
ほかのSNSなどでもそうですが、写真が登録されてないと
登録したばかり?とか、しっかり管理していないの?という印象を持ちます。
本人の写真でも、ペットや自分の仕事を印象付けるものでもよいでしょう。
ナレーション/声優のカテゴリーにいらっしゃる方は
コンデンサーマイクとポップガード という組み合わせの方がやたらに多いです。
■ユーザー名
アカウント登録時に決めたユーザー名で、変更できません。
■希望時間単価
誰かに仕事を依頼したいクライアント様が参考にするのだと思います。
同じジャンルの方と比較して、ジャンルの相場を見たり、
同じジャンルの中でもランサー(働き手)ごとの希望の参考にしたり、でしょうか。
■表示名
ユーザー名はシステム上ユニークな、他の人と被らない半角英数のIDですが、
こちらの表示名は半角英数以外でも入力できるものです。
他の方と被っても平気ですし「にゃんすけ@修行中」とかの状態表示や
「にゃんすけ@宅録声優」とかの肩書表示なども可能です。
実際にメッセージでやり取りするときはこちらで呼び合うことが多いので
「~さん」「~さま」と付けて違和感ない程度にしましょう。
文句言われるほどではないけど相手に恥ずかしいと思われるのは
「表示名」つまり「名前」の時点ですでに「~ちゃん」とかついてる方。
あとは「ネット声優やってます。」とかの文章になってる系。
相手は「~様」とか「~さん」を付けて呼んでくることを考えて決めましょう。
■キャッチフレーズ
詳しいスキルの紹介は次項の「自己紹介」に書きますが
要点を絞って50文字以内にまとめるのが「キャッチフレーズ」です。
例えば何かの案件に提案しているランサーの一覧で以下のように表示されます。
また、ランサーのプロフィール画面を見ると
これと似たような表示が真っ先に目に入り、その下に「自己紹介」が表示されます。
まさに自分のスキルを要約した「キャッチフレーズ」になります。
要点をまとめてわかりやすく伝えられるようにしましょう。
■自己紹介
プロフィール画面のメイン項目です。
自分のこれまでのキャリアを読みやすくまとめ、
ランサーズ上ではどういう仕事を受けていきたいか、を簡潔にまとめましょう。
ボイスサンプルを用意できる環境であれば
こちらにボイスサンプルを聞けるリンクを貼るのは必須だと思ってください。
さて、自己紹介にはどういうことを書くのか、と考えてみながら
結構見回ってみると「生い立ち」を詳しく書く人が多いんですよね。
音楽系のスキルの方がわかりやすいのですが、
「3歳からピアノを習い、中学校では云々、高校でPCを使った作曲を~」
とか。
こういうのはいらないです。
仕事を依頼したい側からすると、「今のあなた」が何ができるかがわかれば、
習い始めが3歳だろうが10歳だろうが 正直どうでもいいんですよね。
「ピアノ演奏、PCでの作曲経験何年」くらいにまとめて
作曲で何か賞を取ったとか、何かで使用されたとか、曲を聴けるリンクを張るとか。
読みやすく、伝わりやすくまとめるのもあなた自身を構成するスキルの一つです。
ナレーション/声優業なら、どこかの養成所に所属してたとか、
過去に何かで声を使われたことがあるとか。
出来るだけ公的な評価を記載しましょう。
ホントかどうか確認する人はたぶんいませんが、
ウソのない範囲で食いつきのよさそうな項目があれば書いておきましょう。
ちなみに「よく友達からイケボだねと言われています!」
とか言う友達レベルの評価は不要です。
「趣味の延長」感がモリモリ出るので書かない方がマシです。
実績がないなら書きようがないので、その旨開き直って書くしかないですね。
それでも「今のあなた」がわかる音声サンプルさえあれば
遅かれ早かれ仕事は取れますので
結局のところ、経歴をズラズラ書くよりボイスサンプル1つ用意せよ、
ということです。
じゃあそのボイスサンプルはどう用意してどう置いておけばいいのか、については
後日触れていきたいと思います。
ナレーション/声優業では、「どういう機材を使っているか」も書くことが
なんでしょうね、暗黙のルールみたいになってる風ではあります。
これも結局仕事を依頼する側は、音声サンプルで聞いたしゃべりの技術、
録音の技術、編集の技術から判断して仕事を依頼するかどうか判断するので
高額な充実の機材持ってるアピールしても仕事が得られるとは限りませんし
お安い機材で録った音声でも仕事を得られることも当然あります。
てか、そもそも仕事を依頼したい人が、
書かれてる機材を見て何かを判断してるとも思えません。
わざわざ型番で検索して高い安いを見てるとも思えません。
むしろ機材の買い替えを検討している人が
購入する機材の候補を絞るために役立ててる率のほうが高い気がします(私です←)
それでも暗黙の了承で使用機材を書いておくのは、
「これだけ機材に金をかけてるんだ。中途半端な気持ちでやってるわけじゃねえぞ」
という気持ちの表れなのかなと思います。
キリがないので次の項目に進みましょう。
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■主な利用用途
本登録する手順の中で決めた項目です。
仕事を受けるのがメインか、仕事を依頼するのがメインか。
状況が逆転する方はそんなにいないと思いますが、
間違って登録した方はこちらから直しましょう。
■現在の職種
主にどのジャンルでお仕事をしたいかを選ぶ項目です。
皆さんなら「声優・ナレーター」になるでしょう。
仕事を依頼したいクライアント様が「声優を探すぞ!」と検索しても
あなたがここで別のカテゴリーになってると見つけてもらえません。
■稼働状況
クライアント様がランサーを検索する際に
「稼働状況」を「指定しない/仕事できる/案件による/忙しい」で指定できます。
「『忙しい』を表示しない」ならわからなくもないのですが、
正直コレで検索状況を絞る人いるのかな?と思います。
最初の頃は頻繁に変えてましたが、最近は「仕事できます」のまま放置です。
同時期にたくさん仕事が舞い込んできたら、死ぬ気で全部こなすか、取捨選択しましょう。
■招待設定
クライアントがなんらかの仕事を作成し、
それに特定のランサーを指名したい時に使うようです。
何度か発注する側に立ったことはありますが
招待機能は使ったことないので詳しい動きはわかりません。
まぁ自分のやりたい/やれる仕事をご指名で招待されるのであれば
「すべての招待を受ける」にしておいていいと思います。
招待を受けた上で相談しながらキャンセルということも可能かと思います。
■最低招待金額
仕事を招待されるのはいいけど、あまり安い仕事はしませんよ!
という最低ラインをここで決めることができます。
招待されるにしても最低これくらいの金額をいただけませんとねぇ・・・
という金額を入れておきましょう。
■報酬額の公開設定
ランサーのプロフィール画面の右に、様々なステータスが表示されますが、
その中の1つ、総報酬額を表示するかどうかをここで決めることができます。
ある程度の金額に達していると、「お!この人に任せてみようかな?」
とか思ってもらえるかも!?
獲得した報酬を公表できるのはランサーズ独自の機能で、
クラウドワークスやココナラにはこの機能は今のところないようです。
■個人情報各種
性別や生年月日、住所など、非公開の個人情報を入力する欄です。
設定によっては、一部を公開することも可能です。
また、振込設定や本人確認設定時に必要な情報もあります。
各項目を確認しながら必要な部分を入力しておきましょう。
■得意なカテゴリ
20個まで、得意なカテゴリとして登録できます。
登録したカテゴリのお仕事が「おすすめの仕事」として紹介されたり、
クライアントがランサー探しをする際のカテゴリにも反映されます。
なので少なくとも「声優・ナレーション・音声素材」にはチェック。
他はご自身ができそうなカテゴリをチェックしておきましょう。
招待されたりおすすめされても、やれないと思ったら断ればいいし、
やれそうだと判断したら受注して全力でやり遂げるのみ。
表示されるカテゴリは多めにしておいて良いと思います。
そもそもできるはずもないものはチェックしないようにご注意を。
■実績のある業種
これも選んだ項目がプロフィールの「実績のある業種」欄に表示されます。
実はここで選択していなくても、受注した仕事に設定されていたカテゴリから
自動で表示される部分もあるようです。
それプラスご自身で選択した業種が表示されるようです。
どれだけのクライアントがこの項目を見ているかわかりませんが、
依頼しようか迷っているクライアントの背中を押す力となればいいですね。
さて、ここまで「プロフィール」のダブしか見てこなかったのに
こんな文章量になってしまいました。
他にも「スキル」「スキルセット」など5つのタブがありますね。
これらは「プロフィール」の中でも設定する優先順位は低いですので
お時間のあるときにでも、項目の説明を見ながら
ご自身のスキルやできることを登録していってください。
正直よく把握していない項目もありますが、
何かご不明点がありましたら調べてお答えしますのでコメントでご質問ください。
どちらかというと、続いて詳しく紹介したいのは
プロフィール編集画面の左にある以下の項目です。
「本人確認」や「機密保持」「電話確認」などなど。
これらを設定しているかいないかで、仕事検索画面で見れる情報に違いが出てきます。
今回はかなり長くなってしまったのでここまでにします。
次回は「本人確認」や「機密保持」「電話確認」などを見ていこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
ご質問がありましたらお気軽にコメントくださいね。
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